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【重要なお知らせ】当院に通院中の患者様へ:肥満外来(自由診療)の運用見直しと処方終了に関するお知らせ

いつも原内科循環器科クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当院ではこれまで、循環器内科・内科の専門クリニックとして、「高血圧や脂質異常症、動脈硬化の根本原因となる肥満を改善し、将来の心筋梗塞や脳卒中を防ぎたい」という強い思いから、生活習慣病の通常診療に加え、自由診療(自費)による肥満外来を行ってまいりました。

しかしながら、このたび国の医療制度(厚生労働省の規定)を遵守するため、当院で定期的な保険診療を受けられている患者様に対する「自費による減量薬(マンジャロ等)の処方」を終了させていただくこととなりました。

通院中の患者様には大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、見直しに至った経緯と今後の対応につきまして、以下の通りご説明申し上げます。

1. 運用見直しに至った経緯

日本の健康保険制度には、「同一の医療機関において、保険診療と自由診療(自費)を組み合わせて治療を行ってはならない(混合診療の禁止)」という厳格な法律上のルールが定められています。

・「受診日を分けること」の制限
当院ではこれまで、通常診療とは受診日やカルテを完全に分けて自由診療を行ってまいりました。しかし行政(厚生局)の指導方針において、「高血圧や脂質異常症などの生活習慣病」と「その原因・背景にある肥満」は医学的に密接に関連する一連の病態であるとみなされます。そのため、たとえ受診日を分けた完全自費であっても、同一のクリニックで治療を行うこと自体が「混合診療」に抵触するとの厳格な判断が下されるようになっております。

・保険適用の減量薬に関する施設基準の制約
近年、肥満症に対して保険適用となる新しい注射薬(ウゴービやゼップバウンド等)も登場しておりますが、国が定める「最適使用推進ガイドライン」により、常勤の管理栄養士による定期指導体制や日本肥満学会の認定施設など、大規模な総合病院や専門病院に限定された厳格な施設基準が課されております。そのため、地域の一般診療所である当院が単独で保険処方を行うことは制度上認められておりません。

当院としては、患者様の健康寿命を延ばすために少しでも力になりたいと取り組んでまいりましたが、公的な健康保険を扱う医療機関として国の法規制を厳格に遵守する責務がございます。熟慮を重ねた結果、今回の運用見直しを決断いたしました。

2. 今後の具体的な対応について

① 当院で生活習慣病(高血圧・脂質異常症など)や慢性疾患の定期処方を受けられている患者様
大変心苦しい限りですが、法令遵守の観点から、当院での自費による減量薬(マンジャロ等)の処方は終了とさせていただきます。

・お薬による減量治療の継続を強くご希望される場合
保険診療を行っていない「自由診療専門のクリニック」や、高度肥満症の保険治療体制(施設基準)が整った総合病院・専門外来へご相談いただく形となります。

・当院での今後のサポート
当院では引き続き、循環器・内科の立場から、食事や運動のアドバイス、血圧やコレステロールの適正管理など、保険診療の枠組みの中で患者様の心血管リスク低減に全力を尽くしてまいります。

② 当院で保険診療の定期通院を行っていない方(自費の肥満外来のみを受診されている方)
当院で他の保険診療を受けておられない外部の患者様につきましては、混合診療には該当いたしませんので、従来通り自由診療として継続いただけます。

院長より患者様へ

これまで当院の肥満外来を信頼し、熱心に減量や生活改善に取り組んでこられた患者様には、制度上の制約とはいえ、ご期待に添えない形となり心より深くお詫び申し上げます。
当院の使命は、地域の皆様の大切な血管と心臓を守り、健康な毎日を支え続けることです。形は変わりますが、日々の診察の中で皆様のお体に寄り添い、生活習慣の改善と動脈硬化予防を誠心誠意サポートしてまいります。
何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

原内科循環器科クリニック
院長 原 健人